名古屋ぶらぶらの旅
先日、名古屋市博物館に行ってきました。
どーしても見たかった物がありまして。
森川如春庵のコレクションです。
はっ!?誰?ってなりますよね。
興味の無い人には全く知らない人かもしれません。
難しいことを説明するのはめんどうなので簡単にいいますと、
古美術品の大蒐集家です。数寄者とも言われます。
この人の持っていた茶道具、掛け軸、日本画などを展示しております。
日本で焼かれている茶碗で国宝になっている物は
二つしかないのですが、そのうちの一つを展示しておりました。
岐阜県の美濃で焼かれていた志野茶碗で、
銘は卯花墻(うのはながき)といいます。
これは大大大大名品ということで色々な本に載っておりますので
もしかしたら見たことある人もいるかもしれませんね。
こんな物が展示されてたら見ないわけにもいきません。
やはりかなりの人気っぷりでした。
一つ一つ順番に見ていったのですが、
横の人のプレッシャーがすごかったんですよね。
推定80歳ぐらいのおばあちゃんだったんですが、
その人は背が低いので髪の毛が私の腕にワッシャワッシャ当たるのです。
持っていたバッグをその人の間に入れて防御してたのですが、
それを押しのけてヘアーを擦り付けてきました。
すごい意欲だなと思い、関心しました。
そして会場では各流派による呈茶席もあり
着物姿の人をちらほら見かけました。
話は元に戻りまして、
こうした数寄者のおかげで今の私たちが身近にこういうものを
見れるということに感謝しないければなりません。
明治時代には入ると西洋文化が入ってきたかわりに
日本の文化が廃れてしまい、
大正時代には日本の優れた美術品が海外に流出することが
たびたびあったと言うことです。
それじゃイカンということで、
その時代の数寄者や財閥(有名なのは三井物産の益田孝)が
財力にものをいわせてその美術品を買いまくったおかげで、
今、そういった美術品が日本に残っているわけです。
いったいいくらぐらい使ったのか見当がつきません。
何十億とか何百億でしょうね。
今の時代じゃ考えられません。
そんな感じでその日は博物館以外に、
名古屋の栄あたりを約4年ぶりぐらいにブラついてみました。
パルコなんて行ってみたり。
お店のディスプレーとか見てて全く飽きないものですから
メンズフロアーからレディースフロアーすべて見て歩き回ります。
そして耳につくのはヤングな女性店員の
「いらっしゃいませー」という声。
文字で表現するのは不可能ですが、
あの不思議な「いらっしゃいませー」。
百貨店の若い店員さんなんかも同じような感じなのですが、
聞いたことある人は分かりますよね。
どっから声出してるの?っていつも思います。
皆が皆そんな声を出すわけではないのですが・・・
私もあの声を出すことが出来たら一人前だと思いまして
これから練習しようかと思います。
お店に来られる時には耳を澄まして聞いてみてください。

